SUR PAROLE

言葉にのって

『パフォーマンス・マネジメント -問題解決のための行動分析学-』

パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学

パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学

(著)島宗 理 『パフォーマンス・マネジメント -問題解決のための行動分析学-』を読了。
心理学の先行研究(スキナーなど)を分かりやすく対話形式で示しており、とても読みやすい。

本書のメッセージとしてはとてもシンプルで、ある行動や結果の原因となっている先行条件を明確にして行動や結果の改善に生かすというもの。
個人的には新年から新たな取り組みを行う上ではとても有用だったように思う。 

とても印象的だったのがマネジメントを行う上でルールを破る事が、どれだけ嫌子化しているかが成功の鍵を握っていると言う箇所。
もちろん直感的には理解していたが、改めて言葉として再認識する事が出来たのは良かった。

本書のノウハウやiphoneアプリの「Ritual」を活用して本年度のルーティンワークのモチベーション維持をしていくかのぅ。

 

『ホビット 思いがけない冒険』における毎秒48フレームの高速度撮影について

本日『ホビット 思いがけない冒険』を鑑賞。
ストーリーの要約は切込隊長に任せるとして、同じピーター・ジャクソンが作った作品であるものの、総合的には『ロード・オブ・ザ・リング』に遠く及ばない出来栄えだった。

確かに3Dのクオリティも高かったし、CGの技術は目を見張るものがあった。
とはいえ、個人的に毎秒48フレームの高速度撮影で撮られた映像はファンタジーにあまり向いていないと感じた。全ての映像がクリアすぎて陰影がなく、まるで安っぽいテレビドラマのように見えるシーンも少なくなくて、良質な世界観が損なわれてしまっていたのが本当に残念でならない。

「映画だからフィルムで撮れ」などと言うつもりは毛頭ないし、
そもそも「ロード・オブ・ザ・リング」 がデジタルで撮られていたのだから今回の失敗はデジタルであった事が原因ではない。

むしろ、リアリズムを追求する方向性が適切でなかった。
ハイレートでの撮影は人間の肉眼の視覚体験に近付ける事にはなるけれども、
ファンタジーの意味がそもそも「空想」である事からもわかるように、
このジャンルで必ずしも視覚的なクリアさを追求する必要はなかったのではないだろうか。

ちなみにうちの4歳の娘は「ロード・オブ・ザ・リング」を先日見た時、
あまりの恐怖に号泣しながら失禁しておりました。
まさか初めて「恐怖で失禁」という漫画的オモシロ展開を父の前で見せるとは思いも寄りませんでしたが、そのくらい「ロード・オブ・ザ・リング」の全体的な完成度が高かったため今回の『ホビット 思いがけない冒険』にはやや失望したというのが正直な所。
なんだかんだ言って次回作も見に行ってしまいそうですが。 

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活字ダイブ

ぐりとぐら』のかるたが功を奏したのか年が明けると娘が突然ひらがなを読めるようになった。

活字文化の大海へ一歩踏み出して行った娘に一抹の寂しさを感じながらも、日々漸進している我が子の姿に単純に驚愕。今年は何も記録してなければ忘却してしまいそうなこういった日常の小さな「驚き」や「変化」を少しでも回収していきたい。

というわけで再びはてなでブログを再開。 
基本的に備忘録的なスタンスで気楽に続けます。